派遣スタッフとして介護施設で働く魅力

介護施設の種類を問わず、業務遂行のために早出や残業が発生することは珍しくありません。特に正社員採用であれば、その対応にも追われるでしょう。一方で派遣スタッフとして勤務する場合、あらかじめ定められた労働条件が優先されますので、勤務時間がいきなり変更されるケースは発生し難いのです。その意味でも派遣スタッフであれば、プライベートとの両立が容易になるので、ダブルワークなどで時間を有効に活用したい人にとって魅力的です。また、派遣スタッフだからといって勤務面での違いは少なく、むしろ交通の便などが整えば利便性にも優れます。

ある一定規模の介護施設では、直接の雇用者に対して何らかの形で労働委員会などの役割を担当させることがあります。また、施設が主導する研修などにも参加しなければいけません。本来、委員会などは雇用の安定にもつながりますし、研修制度は各スタッフの介護知識や技術にも役立ちます。しかし、通常の業務外であることには変わらないので、普段のスケジュールが変更されたり、レポートの提出や準備を強いられたりするケースは否めません。その点でも、派遣スタッフであれば拘束時間を最小限に留められるので、プライベートを奪われることも少ないでしょう。さらに休日を確実に確保できることもメリットと言えます。

身につけた介護スキルを活かせる派遣スタッフなら、気になる複数の施設を実際に働きながら比べられたり、さらに上級の資格などに向けて勉強したりと時間を上手に使えます。仕事とプライベートをしっかり両立させたいとお考えなら、派遣で介護職を目指すことも一つの方法です。